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SFアニメを天文する

SFアニメを天文する
福江 純

定価: ¥ 1,575
販売価格:
人気ランキング: 987144位
おすすめ度:
発売日: 1993-12
発売元: 日本評論社
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無理矢理ハードSFにしてしまう力技
本書ですが、
1 鉄腕アトム
2 機動戦士ガンダム
3 風の谷のナウシカ
4 11人いる!
5 ふしぎの海のナディア
6 ドラゴンボールZ
7 トップをねらえ!
8 宇宙戦艦ヤマト
9 アンドロメダ・ストーリーズ
10 うる星やつら
をネタに天文学を語っています。
一番面白かったのは、ドラゴンボールの超重力惑星の正体を考察するネタです。
ガンダムでラグランジュポイントのネタが展開されるのは誰でも予測出来るが、
まさか、ドラゴンボールをハードSFとして解釈出来るとは思わなかった。
鳥山明が綿密に計算して惑星設定していたとは思えないが、
福江純先生は、見事に説明を付けてしまいます。
実はアレは惑星ではなかったんですねぇ。
感心しますた。
無理矢理ハードSFにしてしまう福江純先生のアプローチが、
芸があって面白いと思います。
宇宙戦艦ヤマトネタが思い出せないが、
第二次大戦パロディアニメのどこをどうすれば、ハードSFになるのだろう?
福江純先生の力技に酔いしれろ!


フィクションからノンフィクションへ
 アニメ好きの天文学者が雑誌「数学セミナー」に短期連載した記事を下地に書き起こされた「SFアニメエッセイ」です。
 一つのSFアニメを題材に、その中から天文学の要素を取り出して解説すると言う趣向です。語り口は非常にフランクで、中学生当たりでも十分読めると思います。発行が1993年なので、若い人には馴染みのないSFアニメもありそうですが、アニメは名作ばかりが取り上げられているので、ほとんどは今からでも容易に見ることは出きると思います。
 アニメとして入っても、SFや天文(これは結構ファン層が近いでしょう)の方から入っても、それなりに楽しめる肩が凝らない読み物です。取り上げるSFアニメのフィクションの世界観を枕に、ほとんど数式を使わずに(当時)最新のノンフィクションである天文知識を知ることができます。



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